2006/06/29

染めはばくち?

数年前に作りかけて、どうもこれという感じが持てなかったので
そのままにしていたものがあります。
今年も半年が過ぎ、そろそろ作品を作ろうかと出してみましたが、
布が足りそうにありません。
重い、重い腰をやっとこさ上げて染めてみました。
この数日の好天に この時を逃すとまた雨になりそうです。

材料をならべて染めます。       残りの液も無駄にしません。
アイロン染め その1 染め2
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2006/06/27

How to enjoy quilt

キルトは基本的には一人で作るものですが グループならでは、の楽しみ方もあります。
ブロックを作った人の中で抽選して当った人(一人か二人)にあげるブロック・オブ・ザ・マンス、(Block of the Month) クリスマスキルトがそれでした。

こちらは「今感じていることを漢字一文字で・・・」と私が提案したのですが 
抽選箱に名前を入れたのは私一人でした。
皆に作りにくそうと敬遠されたのです。 
欲しい人だけが作ってくれば良いのですが メンバーの多くは宿題と誤解していました。
裏は手ぬぐいで、何種類かの刺し子の図案をキルティングしています。(140 x 178 cm)
漢字、感じ、feeling 漢字、感じ、feeling (裏) 漢字、感じ、feeling  アップ
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2006/06/25

クリスマス キルト

オレゴンから戻った年の11月。
アメリカからどさっと荷物が届きました。

ローズリース 中にはローズ・リースのブロックが9枚と
   「○○、あなたが当りました」という手紙が






キルト・ギルドの一つ、Mid Valley Quilt Guild を訪れた時に 受付にブロックとコピーが積んでありました。
「これは何ですか?」
「ブロック・オブ・ザ・マンスと言って、これでキルトを作りたい人は次回にブロックを作ってくるの。その人達の中で当った人が貰えるのよ」
「私も参加してもいいですか?」
「もちろん」
コピーを貰って 帰国してさっそく作って送ったのでした。
そして、当ったのです。 
日本から送ってきたのであげようとの心遣いかも知れません・・・

rose wreath

 サンプルとコピーを見ているのは・・・・




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2006/06/22

キルト漬けのオレゴン

97年の春、クレイジーのミーティングで 「シャーリーがクラスの生徒達を故郷のオレゴンに案内する予定だけれど、行かれない人が居るのでレンタカー代をシェアするためにも 誰か参加しませんか?」という提案がありました。

77年に西海岸に行った時に、今度は目的のある旅をしたいと思っていた私はその場で参加の申込をしました。
母の状態は悪化し、医師とは最後の治療についての話し合いも持たれ、また、10日も家を空けられる家庭環境でもありませんでした。
でも、参加する事にしたのです。
これこそ私の行きたい旅だと直感したからです。

その年の9月末、私達11人はオレゴンへと旅立ちました。
夏に亡くなった母の納骨は半月前に済ませました。

シャーリーは夏に一人で帰国し、各地のキルトギルド、アーティスト達、ワークショップ等 私達が充実した旅が出来るようにアレンジしてくれました。 彼女はきっと本場のキルトの世界を見せたかったのでしょう。

キルトギルドでのキルティング・ビー と 年配の方の作品「おばあさんの花園」
写真を撮影したのでボケてはいますが、クリックしてご覧ください。
oregon tour  oregon tour
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2006/06/20

パデューカとヒューストン

キルトに関心のある人がパデューカ(ケンタッキー州)とか、ヒューストン(テキサス州)
と言ったら、それはカーネルおじさんの事でも、スペースシャトルの打ち上げのことでもありません。
世界で最も有名な二つのキルトショー・コンテストのことなのです。

パデューカは小さな町でそこに住んでいた二人の姉妹が始めたキルトショーが成熟したもので、世界最大のキルト団体AQS(American Quilter’s Society, www.aqsquilt.com/)が主催し、毎年4月後半に開かれます。
その町にはホテルは3軒しかなく、その1軒が会場になるので、銀行のロビー、商店、通り沿いの塀にもキルトが展示され、街全体がキルトで溢れるそうです。 
また、ここには権威あるキルト美術館の一つ、AQS美術館もあります。
展示される作品はトラディショナルな作品が多いと言われています。
宿泊施設が少ないので、個人で行くのは難しく、キルトツアーで行くのが一般的です。
会場だけでなく 町のあちこちをキルトを見ながら歩いても迷子にならないくらい、
と行った人が言っていました。
私はまだ、行った事がありませんので ここまでは伝聞です。

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2006/06/18

お帰りィ

数日前、FedEX(クロネコ国際版?)からメールが来ました。 英語!途端に読む意欲が減退です。どうも、あなたへの荷物の配送の依頼がありました、と書いてあるらしい。

そういえば、半月ほど前にヒューストンのディレクターから言い訳めいたメールが来ていたっけ・・・・ミネアポリスからキルトは戻ったものの、フランスへ送るキルトをピックアップしなければならないし、スタッフを見つけなければならないし、忙しい、トラブルではないのでご安心を・・・ (立派なトラブルだと思うけど)

FedEXのメールにあった伝票番号をクリックすると また英語!
ん? 日本語があった! やれやれ。
リアルタイムに荷物が何処にあるか判る。
面白くて 何度も開けていると、昨日「ピンポ~ン」 来ました!

お帰りィ

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2006/06/15

袋物達

この頃作った袋物です。
上の3点はプレゼントしたもの、下の3点は自分が使うために作ったものですが 
違いがはっきりしていて 我ながら驚きです。

bags


bags


クリックすると大きくなります。

プレゼントは誰にでも好かれるように 無難な配色で。
自分用は好きなスクラップ(余り布)キルトで、モアレ風の無地はカーテン生地です。 
作ったものの、余り持ち歩きませんでした。
どうも恥ずかしくて・・・・
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2006/06/13

ベビー・キルト

アメリカではベビー・キルトをクリブ・キルトといいます。
飼葉桶(crib)に赤ちゃんを入れて育てたからとか、キリストが生まれた時に飼い葉おけに入れられたから、とか聞いていますが 実際の飼葉桶を見るとごつい木箱です。
展示された古い家の寝室には大抵ベッド脇にあるので 本当に使われたのでしょう。

これはホワイトキルトといわれて 真っ白な布にキルティングだけをするものでホールクロスキルトに分類されます。
かつては鉛筆やチャコで丹念に線を引いて、大変手間のかかるものでしたが いまでは白地に消えるインクで図案が印刷されたものが色々と出ています。 これもそれを使いましたが図案面を裏にして表は綿サテンにしました。(82 x 107cm)

ホワイトキルト


こちらはクローズ・アップ
クリックするとさらに大きく見えます。
20060613103047.jpg

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2006/06/11

クレイジー・キルターズ 2

95年、シャーリー・マクレガーは夫が横須賀に赴任する事になり、アメリカのキルト雑誌に
「日本に行くので 日本のキルターは連絡を」というコメントを載せました。
彼女の夫は米軍基地内の学校関係者で、それまでにも イギリス、キューバ、オランダと赴任して来ました。 シャーリーは行く先々でキルト仲間を作り、楽しんできたのです。
横須賀に住むSさんは若い頃アメリカの女性史を学ぶ為に留学し、授業でキルトを学び、帰国後もキルト雑誌の編集に携わったり、キルトショップを開いたりしていました。 
雑誌の記事を見つけた彼女はシャーリーに連絡を取りました。

シャーリーは来日して、横須賀の国際交流団体の日本語教室に入り、彼女の先生になったのが Kさんでした。 会話の中で お互いにキルトが好きなのが分り、SさんとKさんがシャーリーのサポートをするようになったのです。 シャーリーは日本のキルトグループをいくつか訪ねましたが、思うようなところがなく 自分で作る事しました。

アメリカでは地域のあちこちに色々のタイプのキルト・ギルドがあるようです。 キルトはアメリカの生活、歴史に深く根ざし、日本でのお稽古事、趣味の一つとは根本的に成り立ちが違います。
当然、グループは教室の先生と生徒、あるいは小物作りのグループという性格が濃くなります。

シャーリーは二人のサポートを得て、横須賀にキルト・ギルドを作ったのです。 それがクレイジー・キルターズ(以後、クレイジー)でした。

20060611152834.jpg

7 x 7.5 のキルト本
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2006/06/09

母との時間

母はとても器用な人でした。
洋裁、和裁、編み物、刺繍と母から手ほどきを受けました。
高校を卒業するまで 私は既製服を着たことがありませんでした。
体操服も母が縫ってくれたのです。

還暦を過ぎた頃から 戸塚刺繍、袋物を習い始め、寝食は忘れなかったものの 
それ以外の時間は殆ど、と言って良いほどでした。
85歳からは簡単なパッチワークも・・・

そんな母が脳梗塞になり、言葉と右半身が麻痺しました。 90歳のときです。
もともと70歳ごろの交通事故で歩くのは不自由していましたし、前年の軽い脳梗塞で右手が痺れ、手仕事は出来なくなっていましたが ついに天井の穴を見つめるだけの寝たきりの生活になったのです。
おきている時間の殆どを手仕事と本や新聞を読むことに費やしていたので 何も出来なくなり、言葉も理解して貰えないストレスが相当だったのは 想像できます。
耳も遠いので こちらの言っている事もよく聞こえません。

姉達と当番を決めて 毎日誰かが顔を出す事にしましたが、家に帰るとどんなに苛ついて大変だったか姉達から電話がありました。
私は一計を案じ、行く時には小さな手仕事を持っていくことにしました。

 クッション 4ケ

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2006/06/08

クレイジー・キルターズ 1

カルチャーも辞めて、家のベッドにカバーを掛けたし、本の作品を模倣していても、と考えていた矢先にお誘いの電話が先生からありました。
横須賀のキルトグループが講演の計画をしているが、講演料を払う為に大勢の人に声を掛けている、行ってみたら?というものでした。
もちろん、行きました。

それはジャクリーヌ・アトキンスさんと言って、当時はNY大学の助教授で、フルブライト奨学金を得て、日本のキルトを研究しに慶応大学院にいらしていた方でした。 
現在は東京ドームのキルトコンテストの審査委員長を毎年なさっている方です。
1年の研究期間が終わり、2日後にNYに帰られるということでした。

スライドを交えて、日本各地で見つけた日本のキルトの紹介。
アメリカのキルトが母から子へ教え、また、完成には地域の共同体の女性達が手助けをして 労力をシェアし合うが、日本ではすべての工程を一人でする、という違いがある。
社会で女性の発言が認められなかった時代に 主張する手段としてキルトが役立った、と言う話が印象に残っています。

その数ヶ月後に 彼女の記事がキルト雑誌に2回にわたり掲載されましたが、その内容は講演と同じものでした。 彼女はご自分の研究成果を惜しげもなく、帰国前の忙しい最中に私達に話してくださったのでした。
また、私と同年代の通訳の方は、機関銃のように彼女の話を訳してその能力にも敬服しました。 普通の英会話の通訳と違って、この分野を良く知っていなければ出来ないことです。

こんな活動的なグループが身近にあった事に驚き、さっそくメンバーになりました。 
96年6月の事でした。
クレイジー・キルターズには今年1月までの10年間参加していましたが
多くの強烈な刺激を受け、キルト仲間を得、キルトの世界に目を開かせて貰い、そしてどっぷりとのめり込むこととなったのでした。

20060608012632.jpg



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2006/06/07

キルトってなぁに?

「キルトを作っています」と言うと「??」の方も 「パッチワークともいいます」と言うと 「あぁ!」と反応が変わります。
この頃では「あ!キャシー・中島のハワイアンね」
この方はきっと手提げやコタツ掛けを連想しているんだろうな、と思いながらも 今までの経験から、最近私が作っているアートキルトに付いての説明は省略することにして 「まあね」とヨン様ふうの微笑みで返事をする事にしています。
自分に興味ないことを一生懸命説明されても、ね?
興味ないことでも熱心に聴いて 何か感想や質問をしてくれる優しい人は少なくなったのです、世の中。 

キルトは表布(トップ)裏布(バック)の間に綿やネルのようなものを挟んでキルティングしたものの総称です。
トップを布を縫いつないだもの、ハワイアンのようにアップリケしたもの、刺繍をしたもの、ステンシルをしたもの、一枚布でキルティングだけのホールクロスなどがあります。
1600年代はウールや麻、木綿を用い、ほとんどホールクロスキルトです。
アメリカに渡り、布が貴重品で縫い繋ぐようになってパッチワークが発展しました。 アメリカは綿花を生産しても布はイギリスから輸入していたのです。
今身近で見るものは殆どは トラディショナル・キルトといってこれまでのデザインや、技法を踏襲したものです。

時計

私に似てアバウトな腕時計。 今でも愛用です。
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